異臭については、「生活臭」、「カビ臭」、「セメント臭」の3種類に分類され、それぞれの要因についてご説明いたします。
殆どの場合、エアコン自体の問題というよりは、生活環境における問題の可能性が高く、以下異臭に該当するのであれば故障ではございません。
●生活臭:人の汗、タバコ臭、化粧品、食品調理に伴うにおい、ペット臭がする。
お部屋の中には、様々な『生活臭』が漂っていますが、エアコンは空気と一緒にこれらの匂いも吸い込みます。
吸い込まれた匂いの成分は、エアコンの中にある「熱交換フィン」や「送風ファン」という部品に、油膜やホコリと一緒に少しずつくっついて蓄積されていきます。
ちょうどお部屋の壁やカーテンに匂いが染みつくようなイメージです。
そして、エアコンを使うたびに、この付着した匂いが再び放出されて嫌な臭いとして感じられるのです。
●カビ臭:じめじめとした不快なカビや泥のような臭いがする。
熱交換フィンに付着した匂いの成分は、エアコンが冷房運転や暖房運転をする度に、熱や水分の影響を受けます。
特に冷房運転中は、フィンに水滴がたくさんつくため、匂いの成分がその水分と混ざり合い、カビ菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。
カビが匂いを発生させたり、匂い成分自体が水や熱と反応して、より不快な異臭に変化してしまうことがあります。
その為、普段は気にならない程度の生活臭でも、エアコン内部で変化して嫌な匂いとして感じてしまいます。
●セメント臭:エアコン購入直後の運転開始直後や、ある程度運転して結露水が流れ始めた時に異質な匂いがする。
使いはじめ間もない時期(新品状態)でのにおいであり、例えば「新車のにおい」のような、人それぞれ感じ方が違うにおいです。
暫くお使いの内に自然に臭いもなくなります。
(ちょっと一言)
セメント臭:熱交換器フィンの親水性コーティングが湿ったときに発生しやすいにおい)